CKADに合格!

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はじめに

2020年の大晦日にCKAを受験し、その勢いでCKADも受験し無事合格することができました。これで管理者と開発者の双方のスタートラインに立てました。

CKA試験に合格しました
はじめに Kubernetesの管理者向け試験であるCertified Kubernetes Administrator (CKA)を受検し、無事合格することができました。2020年に合格する目標を立てていたのですが、ずるずると引き延ばして...

CKAD試験ですが、CKAと対象領域が被る箇所があるので、CKAを受験した後に受けるとやりやすいのではないかと思います。

ここでは、CKAの受験記と内容が重複する箇所が多いため、CKA受験後にCKADに向けて行なった学習についてのみ整理してみます。

CKADの試験概要

オープンソースのコンテナオーケストレーションツールであるKubernetesの開発者向けのスキルを問う試験です。

CKAD試験では、以下のスキル範囲が求められます。

対象領域とコンピテンシー 割合
主な概念 13%
構成 18%
マルチコンテナポッド 10%
可観測性 18%
ポッド設計 20%
サービスとネットワーク 13%
状態の永続性 8%

引用元)https://training.linuxfoundation.org/ja/certified-kubernetes-application-developer-ckad-jp/

  • 試験時間・・・2時間
  • Kubernetesのバージョン・・・v1.19

CKADの申し込みは、Linux Foundationから行えます。CKADには、CKAD-JPという試験監督が日本語で対応してくれるコースがあります。私はうっかりCKAで申し込みをしてしまい英語指示での受験となりました。特にトラブルがなければokとかyesといった単純な返答で済むので焦らず大丈夫かと思います。

試験対策

CKA試験で対策はある程度できていたため、CKADに向けて新たに行なった学習は以下のみです。

Kubernetes Certified Application Developer (CKAD) with Tests

CKAコースと同様、Practice Testsをパッと解答できるようになるまで繰り返し練習しました。といってもCKAと内容がかぶるので、ほとんどは流す感じで済みました。

その他は、CKAの受験時にも活用させていただいた「CKAD-exercises」です。

GitHub - dgkanatsios/CKAD-exercises: A set of exercises to prepare for Certified Kubernetes Application Developer exam by Cloud Native Computing Foundation
A set of exercises to prepare for Certified Kubernetes Application Developer exam by Cloud Native Computing Foundation -...

受験環境

CKAの時と同様、Windows 10のノートPCを使用しました。カメラはUSBで外付けのカメラを使用しました。前回ノートPC内蔵カメラを使用したのですが、ノートPCを持ち上げて内蔵カメラで部屋を映すのが煩わしかったためやり方を変えました。外付けのUSBカメラにすることで、試験前チェックをスムーズに行なうことができました。

受験場所は、今回は実家の一室を使わせてもらいました。ネットワーク環境は光でWiFi環境(いざと慣れば有線も可能)も問題ないことがわかっているので心配不要でした。

受験の流れ

試験予約

My Portalから試験予約をします。12:30〜14:30で申し込みました。季節が冬で寒かったので、できるだけ早朝と夕方の冷えこみそうな時間帯を外しました。コマンド操作なので、特に手が冷えるとガクッとパフォーマンスが落ちてしまうかと思いますので、暖房は必須です。

試験ポータルから試験へ

15分前になるとMy PortalからTake Examのボタンが有効になり押せるようになりました。しばらくするとチャットで指示が飛んできます。

本人確認など

私は運転免許証とクレジットカードでOKでした。ただ、初めはクレジットカード以外でパスポートなどはあるかと聞かれました。しかし、持ち合わせていないことを伝えると、最終的にクレジットカードでパスできました。

試験本番

CKAに挑戦していたので、画面操作に戸惑うことはなかったです。途中ターミナルがハングしてしまい焦りましたが、試験監督に英語で伝え指示に従うことで回復することができました。また、最終局面でカメラの調子が悪くなり映らなくなってしまい、またもや色々とやりとりしていました。何度やってもカメラが回復しないため、ブラウザを閉じ再度開き直しました。これでなんとか回復できました。CKAの時はトラブルなく受験でき大丈夫だろうと思っていたので、いざトラブルがあるとかなり焦りますね。。いや、ほんとに。

難易度

CKAよりも難しい印象でした。問題文表示は英文を選択していましたが、問題を読み解くのも長文の場合は大変ですが、1つの設問での指示もそこそこあった気がします。もちろん簡単に解答できるものも含まれますが、全体的にボリュームがあった気がします。

1問読み解けない問題があり解答できませんでした。また、もう1問時間がなく解答できずの問題がありました。慣れていないと時間が足りなくなると思います。私の場合は、全体をゆっくり確認し直す時間がありませんでした。

合否の連絡

36時間以内に合否がメールで知らされることとなっています。しかし、今回36時間経っても連絡が来ませんでした、そのためかやや寝不足にもなり。。まる2日経っても連絡がなく、またポータルに行ってもステータスが更新されていなかったので、SupportページからJiraチケットを発行しました。

最終的に、Jiraチケット経由ではレスポンスはなかったのですが、2日とちょっと経ってメールで連絡が来ました。Scoreは88で思ったよりは良かったみたい、、何とか一発で合格することができて良かったです。

試験を終えて

CKAに比べ難易度は高かったという印象です。CKAと重複する箇所も多いので、どちらかを受けて一方に臨むと対策しやすいと思います。私の場合は、CKA〜CKADという順でしたが、CKAD向けに行なった対策はUdemyのPractice Testsくらいでしたので、さほど負荷はなかったです。

CKAを受験済みで一度経験していたといえども独特の緊張感がありますね。試験前確認含めて2時間以上全集中状態のため、試験後はどっと疲れが襲ってきます。

やっとスタートラインに立つことができました。今後もKubernetesのスキルアップに努めていきたいと思います。

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