この季節になると文具コーナーが来年のスケジュール帳や日記帳などで溢れかえっており、色々な手帳を眺めているだけで楽しくなってしまいます。
これだけIT技術が進化して便利になっても、大した内容が書かれている訳ではないのですが、手帳だけはいつもアナログを好んでしまう自分がいます。検索や保存というメリットを考えれば、デジタルの方が明らかにイイとわかっているのだけど、やっぱりペンを持ち自らの手で文字を書くというプロセスが、なんと言うか書いている内容について深く向き合うというかそんな気分にしてくれます。ペンで書いているということもあって、簡単に消せないのでよく考えてから書かなければという理由もあります。また、それなりの額の手帳であれば、例えば年間5,000円だと1日が約13.6円(5000円 ÷ 365日)のコストが掛かっている計算になり、多少心も引き締まります。
今まで長く愛用してきた手帳を気に入っているのであまり乗り換えるつもりないのですが、色々自分なりに整理してみたので備忘録としてまとめておきたいと思います。以下の分類は、独断と偏見ですので一般の手帳カテゴリー分類とは異なっているかもしれません。
ダイアリー型
これは、日記や日誌のようなタイプで、主に1日の出来事をフリーなスタイルで表現するのに適してそう。広いエリアにフリーなスタイルで書け、フリーなエリア以外は日付が記録されているくらいのシンプルなフォーマットなのが特徴。
よく書店で見かける手帳の一つ。
スケジュール型
これは、主に時間管理型タイプで、1日の予定を時間単位で管理するのに適している。1日の予定を時間単位(通常1時間)で管理しやすいようタイムラインフォーマットが用意されており、その日の出来事の記録やメモのためのスペースがタイムラインエリアと並列しているのが特徴。
これも、よく書店で見かける手帳の一つ。
タスク管理型
これは、スケジュール型の機能に加え、ToDo機能が追加されているため、しっかりとタスク管理したい人に向いてそう。その日決めたタスクが✔︎で埋まればモチベーションがあがりそう。
このタイプには、フランクリン・プランナー手帳などが代表的でしょうか。
フランクリン・プランナー オーガナイザー1日1ページ PVC ブラック 2015年4月始まり (B6)
- 出版社/メーカー: フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社
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自己管理型
これは、タスク管理型からさらに体調管理やその日の気分などの指標が加わり、まさにその日1日の生活がどうだったのか、楽しく健康に過ごせたのかを記録できるようになっているのが特徴。
このタイプには、陰山手帳やジブン手帳などが代表的でしょうか。
ざっくりと最近の手帳を俯瞰してみました(まだまだたくさんの種類があります)が、フリーエリアは流行りのグリッド式になっていたり、タイムラインが24時間式になっていたり、様々な機能が加わり少しずつ進化しているように思います。また、最近はアプリともセットで紹介されていることが多く、アナログとデジタルを上手く使い分けることが、手帳を使いこなしグッドライフを送っていくためのポイントなのでしょうか。
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