読書メモ 最近読んだ本

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言語化力・伝達力・語彙力を高めるため、1ヶ月に1冊以上は本を読むようにしています。

最近読んだ本についての備忘録です。

〈おしゃべり文〉は卒業! 小論文、レポート、現代文読解に効く! 要約トレーニング問題集

簡潔で分かりやすい基礎的な文書を書くスキルを養えます!

要約や言い換え等、文を書くのが苦手という人にオススメです。100文字いかない段落レベルの短文、500文字レベルの長文の要約問題集です。1回が、段落要約4問と長文要約1問で構成されており、全部で7回あります。繰り返し実践していくことで、文書に書かれている言いたい事を抽出し、要約ができるようになるかと思います。「なるほど、こんな言い換えができるのか」とクイズみたいな感覚で楽しく読み進めることができます。7回終えた頃には、もっと演習したい!と思いました😃 

要約のポイントは、枝葉を除去して「幹」を見つけること

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〈おしゃべり文〉は卒業! 小論文、レポート、現代文読解に効く! 要約トレーニング問題集 ペーパーバック – 2022/2/25

「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全

表現に使える便利な型が詰まった手元に置いておきたい1冊でした。

個人ブログやビジネス文書など様々なシーンで使えるテクニックがコンパクトにまとまっています。学生さん、新社会人さん、中堅からベテラン社員の方まで幅広く役立つと思います。”自分が書く文書はいつもふわっとして具体性に欠けると言われる”この文書は何が言いたいのか分からない””営業・プレゼンで相手に言いたいことが伝わらない””言葉が短調で文書にも抑揚がない”、など課題を感じている私のような方にオススメです。実は私、大学生時代に卒業論文を執筆していて先生から「〇〇さん、何を書いているのか分からない」と言われた苦い経験があります。。当時は、先生から「理科系の作文技術(PR)」という本をご紹介いただき、何とか論文を書き上げ卒業することができました。その時の経験もあり、分かりやすく読み手に伝わる文章や説明ができるようになりたい!という想いが今もずっと心にあります。

本書にあるポイントの1つに「具体化力」があります。5W3Hのポイントを抑えること、そして「たとえば〜」のように思考を展開していくことで具体性が増します。さらに、抽象的な言葉を固有名詞や数字を使って記述することで解像度もグッとUPします。たとえば、「日本の子供の数は、戦後と比べてかなり減ってきている」という文は、「2023年の人口統計によると、日本の子供の年間出生数は8年連続減で84万8656人、合計特殊出世率は1.20で過去最低となっている。戦後1950年の年間出生数233万7507人、合計特殊出生率3.65と比べてそれぞれ64%減、67%減となっている。」(参考:図表1-1-7 出生数、合計特殊出生率の推移|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省 (mhlw.go.jp))のようにも書けます。この例は文がやや冗長ですが、固有名詞や数字、比較を使って伝えることで具体性や伝達力が増しているかと思います。また、具体性を増すための表現の型として、「ざっくり一言」、「なぜ」、「たとえばの具体例」、といった順で思考を展開すれば簡潔で分かりやすい説明に近づきます。

こんな感じで言語化に役立つポイントが満載です。これらを実践していけば、〇〇さんの文書は読みやすい!、説明が分かりやすい!と言われるようになるのではないでしょうか。

私も手元に置いて自然に実践できるように精進していきたいと思います😼

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「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全 単行本(ソフトカバー) – 2023/11/15

説明の上手い人が「最初の1分」でしていること

ツカム説明で相手の関心や興味をグッと引きつけるためのノウハウが詰まった一冊です!

著者は、著名なフィギアスケート選手が愛用していることで話題になった「エアウィーヴ」のPRを担当され、入社された当時1億だった年商を5年で115億円まで伸ばすことに貢献された実績を持たれている方だそうです。すごいですよね、、製品品質が確かであったであろうことは当然、PRによってここまで売上拡大につながるなんて。このことは、如何に言語化力、伝達力の秘める力が重要かを物語っていると思います。

本書では、説明には6つのステップを意識するとよいとあります。ざっくり一言、実績、ビフォーアフター、特徴、ストーリ、提案です。詳細はここでは割愛しますが、確かに説明の上手な人は、ここに書かれていることを多かれ少なかれ実践されている気がします。テクニック的要素もあるとは思いますが、やはりベースにあるのは、相手が知りたいこと、相手が悩んでいること、にフォーカスすることだと思います。自分がどれだけ一生懸命説明をしたとしても、説明相手が自分に関係ないなと思った時点で、その話は相手に全く入っていかないでしょう。これから説明しようとする相手が自分の事と思ってくれるよう適切な順で分かりやすく伝えることが重要なのです。

ついつい、「自分が〜」「自社の〜」と自分自社中心の話になってしまってはいませんか?

私自身よく話が長くなってしまうことがあります。グループの中で説明してもどことなく反応が薄いというか手応えを得られず、「あれっ?説明が悪かったかな?」と沈黙を埋めるようにまた言い換えをして、もしくは、少し角度を変えて話をするといったようにです。ハイ、全然ダメですね。。振り返ってみると、それはきっと相手が自分に関係ないなと思うような説明の仕方をしていたのではないかと思います。”これとこれは言っておかないと!”、と説明をすること自体に一生懸命だったのです。

説明の上手い人」になれるよう、本書を何度も読み返し実践していきたいと思います❗️

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説明の上手い人が「最初の1分」でしていること 単行本(ソフトカバー) – 2024/4/19

 

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