【読書メモ】「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」

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2010年発刊ですがいつの時代も大切な事が詰まってました🤣
毎日毎日、色んな情報に溢れまくっている現代にこそ読むべき本だと思います!

毎日流れてくる大量のニュース。
電車やバスや休憩時間にスマホを眺め「へー今日はこんな事があったんだな」と、思考停止で読み流してしまってはいませんか?
ニュースの背景や目的を気にとめず、そのまま深く考えもせず受け入れるだけの日常を繰り返してしまっていませんか?
会社や学校、社会のルール、その他マニュアル等に「そう書いてあるから」と言って、意味も考えずに惰性で行動してしまってはいませんか?

これだけ大量の情報を浴びていたら、もう考えることが面倒臭くなってしまいます。

まずいです、ひょっとすると「そのまま表面だけを見てしまうWhat型」人間になってしまっているかもしれません。
(⁉️自分じゃないか!と思ってしまった…、少なくとも本書を読んだのでここから意識は変えられる!はず

本書を読むと、物事の本質を捉えるための考え方を学べ、その意識を高めることができます。「抽象」と「具体」について聞いた事がある方は多いと思います。本書では、それぞれ「Why思考」、「What思考」と表現しています。「Why思考」は、抽象的ないわゆる物事の本質、メタの考え方。「What思考」は、具体的な目に見えている部分のこと。Whyは1に対して、WhatはNが存在します。「効率的に移動したいという」Whyに対して、車や電車、飛行機、などのWhatが存在するような感じです。WhyとWhatそれぞれの思考の特徴や対比について、具体例を交えながら分かりやすく説明されているのでスッと入ってくると思います。

上記で述べた「What型」の例を見てみましょう。

「それどうしてそうなるの?」という問いに対し、「〜さんが言ってました」「〜に書いてありました」と、こんな返答をしたこと、もらったことはないでしょうか。ドキッとしますよね。What病にかかりつつあります。もう1つ。パワポのスライドで、Webで検索したデータを引用して考察することもなく数値が伸びてます!とか、アンケート結果で多数の人が〇〇と言ってます!と言ってしまってはないでしょうか。これもWhat病と言えると思います。確かに考えることが少ないので楽です。しかし、これではいつしか自分で考えることを停止してしまい、新しいアイデアを出したり環境変化に適応できなくなってしまうのではないでしょうか。気づくと、自ら意思決定をすることを避け、誰かに決めてもらうことが心地よくなってしまい、そして指示待ち人間に。。

これではクリエイティブな仕事ができなくなってしまいます。AIが流行する中、只々AIに使われる人間になってしまいます。そうならないようにするためにも、常に「Why(なぜ?)」を考える癖をつけ、本質を捉えるような思考フレームを持ち続けていくのが大切とひしひしと感じました。身近なトレーニングとして、ニュースタイトルを見て開く前に1回「なぜ?」と自問してみる、これだけでも意識が変わってくるのかなと思います。コツコツと小さな積み重ねから始め、What型からWhy型(Whatも含む)に切り替えていきたいと思います!

芸人さんの言ってた、「Why Japanese People?」って大事ですね!

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「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」 (PHPビジネス新書) 新書 – 2010/8/18

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