統計検定3級を受験してきた

資格関連
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本日、CBTで統計検定3級を受験してきました。結果から言うと、無事合格できました。正解率は9割でした。合格ラインは、公式ページには掲載されていないようですのでここでは伏せておきますが、一般的なラインは少なくとも必要かと思います。

統計3級は、公式ホームページによると以下のように説明されています。

高等学校の必履修科目である数学Ⅰの「データの分析」相当の統計内容の知識と実際にそれらを身近な問題解決に活かすことができる統計的問題解決力を身に付けること
http://www.toukei-kentei.jp/about/grade3/

上記によると、3級は高校レベルの知識が必要となっています。試験問題はそれほど難しい訳ではありませんが、短時間で問題文を読み、データやグラフの意味を理解する力が求められます。普段、仕事で統計データを扱う業務に携わっている人は有利かもしれませんが、短時間で多くの問題をこなすのは練習が必要かと思います。

試験時間は60分です。問題が公式ページでは20問程度となっていますので、1問2〜3分で解答する必要があります。私は時間が足りず、終了ギリギリまで問題を解いていました。電卓を使って計算する場面もあり、60分フルに使いきりました。

試験に使用した参考書など

私が試験に使用した参考書は以下の一冊のみです。あとは、公式ホームページにある過去の問題と解答のみです。時間を計って、試験時間内に全て解答できるようになるまで、繰り返し練習します。

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受験の動機

私の場合は、特に仕事で必要となったわけではなく、自己啓発の一環で受験しました。実際に資格の有無で業務に変化はありません。ですが、直接仕事でデータを分析・評価したりする機会はあるため、体系的に統計知識を学ぶことができよかったと思っています。

数年前くらいから、『データサイエンティスト』という言葉をよく耳にするようになりました。仮説検証サイクルでデータを分析評価し、ビジネス課題を解決することができるスキルを持った人材です。企業の採用でも、このような専門的なデータ分析スキルを持った人材募集を見かける機会も少なくありません。

今回は、3級の受験で統計の基礎の基礎について知識を学びました。以前Web広告業界にいましたが、実際の現場では、より高度で複雑な分析手法が用いられています。IT化も進み様々な情報で溢れる現代において、統計学を学ぶことは、データから物事の本質見抜き、自分の力で考えられるスキルの習得に役立つと思います。

参考リンク

  • http://www.toukei-kentei.jp/about/grade3/

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