以前OSS-DB Silver試験に合格してから、次は『OSS-DB Goldにチャレンジだ!』と、なんとか2018年上半期には合格したいと学習を進めていましたが、本日受験をし無事合格することができました 🙂
しかし、結果は、以下の通り合格点ギリギリ・・・だったので、知識の見直しが必要です。。
結果・概要
スコア:73点(合格ライン:70点)
1.運用管理 | ・・・ 77% |
2.性能監視 | ・・・ 66% |
3.パフォーマンスチューニング | ・・・ 66% |
4.障害対応 | ・・・ 83% |
受験時スペック
- 普段の仕事
データベース関連の開発やテストなどに携わっており、主にPostgreSQLが中心。
PostgreSQLを触るようになって、1年と数ヶ月。
IT業界でのエンジニアとしての経歴は10年ほど。 - 受験回数
1回目 - データベースに全般に関する知識
Webアプリケーション開発に10年ほど携わっていたので、基本的な知識はある。
DB管理者としての経験はほとんどなし。
IPAの試験「データベーススペシャリスト」を学習していたので、浅く全般的な基礎知識はあり。 - 受験時の知識
参考書+OSS-DB Goldのサンプル例題は一通り解いて理解した状態
使用した参考書
基本的には、以下のページを参考にして選択しました。しかし、個人では高額でなかなか手を出しづらいものもあるため、個人で購入可能なレベルの参考書にすることにしました。
LPI-Japan OSS-DB Gold 認定教材 PostgreSQL 高度技術者育成テキスト
エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社 (2014-10-27)
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メインの参考書として使用したのはこちらです。LPI-Japan公認のOSS-DB Gold学習教材であり、個人でも購入可能なレベルであったため、上記参考書を選択しました。
パワーポイントのスライドにまとめられた要点とノート部分の補足説明で構成されています。また、末尾に各出題分野の例題が掲載されています。私は、テキストを読み込んだ後、OSS-DB Goldのサイトのサンプル例題と合わせて、本書の末尾の例題を解いて、解説をじっくり読み理解するようにしました。
PostgreSQL全機能バイブル
本書は、試験の参考書としては使用していませんが、PostgreSQLを扱うなら持っておいた方が良い一冊です。OSS-DB Silverの時もざっと眺めて、機能理解のために使用していました。表紙に記述されている通り、バージョン9.2まで対応しています。
現在のOSS-DB Goldの試験は、
本試験はOSS-DBのなかでも、特に商用データベースとの連携に優れ、エンタープライズ・システムでも多く活用されている「PostgreSQL 9.0以上」を基準のRDBMSとして採用しています。
(※)2016年現在、9.4まで対応しております。
とあるため、本書は活用できると思います。(注:試験詳細は、公式サイトで確認してください)
現在、PostgreSQLの最新バージョンは10であり、新規機能やパラメータや関数名など、色々と変わっているところもあるため、最新版のPostgreSQLの内容を取り込んだ新版の出版を切望しています。
サンプル問題/例題解説|受験対策|DBスペシャリストを認定する資格 OSS-DB技術者認定試験
OSS-DBのサイトのサンプル問題と解説です。こちらも解説をしっかり読み込みました。全問正解できるようになるまで、繰り返し問題を解きました。
その他資料など
様々な上級技術者の方のスライドなども参考になりました。
『OSS-DB Exam Gold 技術解説無料セミナー』のイベント資料
LPI-Japan様が、OSS-DB技術者認定に関心のある人向けに主催されているイベントの資料です。この資料も大変有用なため、ざっと目を通して理解を深めるようにしました。
- https://oss-db.jp/news/event/2017/09/event_20170930_01.shtml
- https://oss-db.jp/news/event/2016/03/event_20160327_01.shtml
- https://oss-db.jp/news/event/2015/09/event_20150905_01.shtml
- https://oss-db.jp/news/event/2015/02/event_20150222_01.shtml
- https://oss-db.jp/news/event/2013/01/event_20130119_01.shtml
PostgreSQL公式ドキュメント
知らない機能は、公式ドキュメントを参照し、理解を深めておきます。
受験の感想
試験時間は90分ですが、時間は十分ありました。知らないと問題に解答できず、悩んでもなかなか答えが出てこないものが多々あります。そう言った問題は、原理から考えて導くようにしました。また、普段から実機を触って理解を深めておくことも重要だと思います。
試験を終えてみて、マニュアルや様々な資料に目を通したり、実機を触って動作を確認してみたりすることで、以前に比べてそれなりにスキルがついたように感じます。どの試験にも言えるとは思いますが、試験のための勉強でなく、しっかりと仕組みを理解し、実用を意識して学習することが大切と感じました。
OSS-DBとしてはGoldが最上位資格になるため、OSS-DB受験はここまでとなりますが、引き続き、開発や運用操作を通じて、さらなる技術力アップを目指して行きたいと思います。
参考リンク
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