管理の職について2年目。
仕事で発注や仕入れ、経費精算などの経理処理は当然に行なってきていました。けれど、経費精算でこの勘定科目って何で処理するのが適切なんだっけ?となることもあったので、しっかり理解を深めておきたいなあと簿記3級を受けてきました。
bingのCOPILOTによると、簿記3級は「ビジネスパーソンが身につけておくべき経理に関する基礎知識を証明するための資格」とあります。ということで難易度の高い試験というわけではないようです。
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bing COPILOTの説明より 簿記3級 ・難易度:きちんと勉強すれば誰でも合格できる ・合格率:約43%(過去5年平均) ・勉強時間:約50~100時間 ・用途:小規模企業における企業活動や会計実務の基本知識 |
私の学習期間は約1ヶ月。CBTタイプで受験し無事合格。最後の3問目は、通常情報処理項目の多い精算表や貸借対照表・損益計算書に関する問題が出題されます。試験では時間ギリギリまで解答していたので検算する時間を十分に確保できなかったのですが、結果的にはスコアは9割6分の正答率だったので落ち着いて解答できていたみたい。
さて、受験時のスペックはといいますと、会社の研修で財務会計・管理会計を体系的に学んではいた状態。また、昨年度、中小企業診断士の試験勉強をしていたので財務・管理会計の基礎的な知識はあるという感じ。とはいえ、簿記の参考書を見ていて知らないことも多く、コツコツ学習していきました。参考書の特典にあるインターネットでできる練習問題と模擬試験を9割くらい解答できるようになった段階で受験。仕分けはインターネットの練習問題で1日1回は苦手分野を中心に仕分け問題を解くと慣れてスピードが上がってきます。とにかく仕分けに慣れる。試験での時間配分は、問1で15分、問2で15分、問3で残り30分を当てるという作戦。特に問3を余裕を持って解答できるようにペース配分するのがよいかと思います。
うっかり忘れやすい、および、間違いやすい点については意識して臨みます。帳簿については、「資産」に関するものは繰越を忘れず、「損益」に関するものは損益の振替を。経過勘定は繰延なのか見越しなのかを意識して、当期または次期分が分かれば後は仕分けで金額が合うよう修正。期首の振替も忘れず。決算整理前の勘定においては期首の振替分も考慮して月単位の支払いを計算するのも忘れないように。(当期損益勘定÷(12ヶ月±期首振替分)のように)
使用した参考書は以下の1冊のみです。
簿記を学んだことで会社の経理の理解が進んだ気がします。2024良いスタートを切れました。
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