読書メモ『コンサル一年目が学ぶこと』

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どんな本?

大手外資系コンサル会社出身の方の書かれた本です。タイトルに「コンサル一年目」と書かれていますが、コンサルタントに限らず、また1年目からベテランまで、様々な業界業種のビジネスパーソンにとって役立つ普遍的なスキルが凝縮されています。

話す技術」、「思考術」、「デスクワークスキル」、「ビジネスマインド」のセクション構成されています。私にとっては、どのセクションも役立つ内容ばかりでした。特に「ビジネスマインド」は、仕事人とは何か?を深く考えさせられます。1年目であろうがなかろうが、お客様の前ではプロフェッショナルであらねばならないのだと。

おすすめです。

何故読もうと思った?

コンサルタントの方が当たり前に実践しているロジカルシンキングを初めとした仕事術を学び、自身の仕事に取り入れていきたいと考えたからです。最近はもっぱら「コンサルタントの〜」というタイトルの本を読み漁ってます。

近年、DXを追い風にコンサルタント会社の事業規模が拡大しているというニュースを見ます。情報化社会が広がり、世の中の動きのスピードが格段にあがりました。経済、政治、社会の仕組みが複雑化し、生じる問題も多様で高度で複雑になりました。企業は、そのような激動の時代を生き抜いていかねばなりません。そのため、複雑な問題を構造化し分かりやすくする、あるべき姿を示し適切な課題設定をする、といったスキルがより一層求められてきているのだと思います。

何を学んだ?

私は40代社会人なのですが、本書を通して、改めて社会人としての心得を学び直せました。コンサルタントの方がよく言われる「仮説思考」も大切なのですが、特に強く意識したのは「プロフェッショナルマインド」です。さらに、その中でも「コミットメント」、「会社への貢献」の視点に改めて気を引き締められました。

まず、コミットメント。自分事にできているか。約束事をきっちり守れているか。いついつまでにやりますと言って、ちゃんとスケジュールを守れているか。こちらの都合でスケジュール延期をしていないか、またそれを仕方ないとして済ませてしまっていないか。仕事は信頼、信頼はお金では買えない。1つ1つの約束事、相手に対する期待に応えることの積み重ねで得られるもの。顧客は、言い訳せず逃げないで最後までやりきる、課題に向き合う姿勢を評価してくれているのである。

もう1つは、会社への貢献。学生時代は「消費者」、社会人は「生産者」。社会人は、プロとして仕事に向き合い、付加価値を生み、お客様を満足させ、会社に貢献することが求められます。意識がお客様に向いているか、時間に対するコストの意識を持っているか。会議1つにとっても、一言も発言せずに終わっていないか。会社は、プロとしての自分に対価を払ってくれているのである。

学びをどう実践する?

普段目につく場所に学びをメモして意識づけをし実践あるのみです。

私は普段手帳を持ち歩いています。手帳はデイリータイプのもので、1日1ページを使うようになっています。何でもデジタル化されている時代でありますが、手帳だけはアナログにしています。ペンで書くことで意識を集中することができるためです。ここに学びの内容を書込み、意識づけしていきたいと思います。

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